中国製造業PMI 2013年9月2日 - 豪ドル見通し

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中国製造業PMI 2013年9月2日

2013年9月2日

■中国製造業PMI[8月分]
(1)51.0ポイントと前回数値から0.7ポイント上昇し、景気後退・経済活動の中間値である50.0ポイントを上回る結果となりました。これは中国の景気判断が安定していることを示しています。
豪ドルは、この安定的な結果を受けて上昇する展開となっています。

※ PMI→50.0より上→景気上昇 : PMI→50.0より下→景気後退


(2)中国PMIを数値で見ると、5月の50.8、6月の50.1、7月の50.3、8月50.1と改善をし示し過去1年で高い水準に位置する結果となりました。


(3)PMIは製造業の購買担当者の生産計画などを指数化したものになり、中国PMI指数は、生産材料(特に資源関連)の消費量へとつがるため、オーストラリア最大の資源輸出先の中国の資源消費増加は、輸出のプロセスを通じてオーストラリア経済と豪ドルに影響を及ぼします。
(中国PMI →資源需要→増減する→先を見越して→輸出する側のオーストラリア経済と豪ドルに→影響するサイクル)



■[中国PMIの構成要素] 新規受注指数
PMIの構成要素である新規受注指数は52.4ポイントと前月から1.8ポイント増加し、新規受注指数もPMI指数と同様に、中国の景気状況は安定を示す結果となりました。
新規受注指数・・・→52.4%(1.8%増加)・・→ポジティブ


※ 新規受注指数は新たに生産受注を表す指数となるので、企業の生産活動が拡大傾向にあるのか、または縮小傾向にあるのかが分かる指数となります
中国はオーストラリア最大の貿易相手国のため、PMIや新規受注指数の増減が貿易量を通じてオーストラリア経済に影響を与えます




■投資活動
中国製造業PMIの安定数値を受けて、日経平均株価の上昇や円安が進んでいます。
この、日経平均株価の上昇が投資活動をアクティブにし、豪ドルや米ドルの上昇を後押しする展開となっています。



■豪ドルへの影響
中国のPMIは上昇し、中国景気動向は安定を示し、豪ドルの上昇への期待が高まります。
一方で、オーストラリア2年国債利回りが中長期的に下落をしているため、中国PMIの結果だけで大きく上昇するにはインパクトに欠け、中長期下落トレンドに変化ないと予想されます。
この豪2年国債利回りの低下は、投資活動(豪ドルへの投資)よりも国債を買っている安定志向のマインドの現われとなりますので、中国PMIの結果がこの国債利回りの上昇(投資活動の活発化)へとつながるかをみていく必要があります。

※ 投資と国債利回りの解説
・・・→豪ドルと豪国債利回り
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