豪国債利回り・政策金利と豪ドル 2014年1月17日 - FX Labo

豪国債利回り・政策金利と豪ドル 2014年1月17日 - FX Labo

豪国債利回り・政策金利と豪ドル 2014年1月17日

2014年1月17日2

■豪長期国債利回りと日本長期国債利回り
8月から11月にかけて豪国債利回りと日本国債利回りに差が生じていましたが、この金利差の開きが少しずつ狭まってきています。
(豪国債と日本国債→金利差→狭まる→豪国債利回り魅力低下→豪ドル売りの要因)



■国債利回と政策金利
(1)国債市場の値動きには、将来の経済変化予想が反映されることが多く見られます。
最近のオーストラリアでは経済経済減速や雇用不安定の経済指標が発表されています。


(2)昨日発表された豪雇用統計では依然として高い失業率に加えて、新規雇用者数の減少から、この状況下においては、豪国債を購入する傾向が強まり豪国債利回りは低下する可能性があります。
(豪経済→減速→投資に対してネガティブ→安全資産の豪国債→購入→豪国債利回り→低下)

※ 投資活動よりも安全資産の豪国債を買う流れ
※ 国債利回りの状況が経済やその国の通貨価値を知る重要な手がかりとなりますので、豪ドルの円に対する価値の下落を理解することができることになります


(3)さらに、・・(2)の雇用悪化のため豪準備銀行(RBA)による政策金利引下げ観測が強まる傾向にあるため、金利差の魅力が低下し豪ドルの下落には注意が必要です。




■利回りの解説
(A)国債を満期まで保有すると、額面金額で償還(換金)されますので、国債が売られると額面より低い価格で国債を購入でき、額面と購入金額の差額が大きければ大きいほど、償還(換金)された時に利回り上昇します
※ 国債が売られると、購入金額の下落から表面金利と換金分の割合が上昇する
  (国債価格→下落→利回り→上昇→国債の信用度とリスクの→度合いを知る尺度)


(B)逆に国債が買われると、額面金額と購入金額の差額が小さくなるため、償還(換金)された時に利回りが低下します
※ 国債が買われると、購入金額の上昇から表面金利と換金分の割合が低下する
  (国債価格→上昇→利回り→低下→国債の信用度とリスクの→度合いを知る尺度
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