豪雇用統計[失業率・新規雇用者数]【6月】 2015年7月9日 - 豪ドル見通し

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豪雇用統計[失業率・新規雇用者数]【6月】 2015年7月9日

豪失業率2015年月9日
■豪失業率推移【6月】
[ 失業率 ]  6.0%  ※ 評価:ややポジティブ      
(前月失業率:6.0% 事前予想:6.1%)。

[ 失業率トレンド ] = 約6.0% (グラフ青い線)


■豪新規雇用者数
[ 新規雇用者数 ]
(+)0.73万人増加  ※ 評価:ややポジティブ)
(前月数値:+4.00万人  事前予想:+0.0万人)


■新規雇用者数詳細
・111.76万人へ 0.73万人へと増加
・フルタイム雇用者数変化  = 24,500人増加(ポジティブ)
・パートタイム雇用者数変化 = 17,200人減少(ポジティブ)



■豪雇用状況
新規雇用者数は前回数値から減少しましたが、事前予想を上回り、プラス圏で推移する結果となりました。
失業率は前回数値から変わらりませんでしたが、事前予想より0.1%低い、6.0%台へで推移しています。

雇用形態ではパートタイムからフルタイムへと変化させ人件費を増加させる傾向にあります。
これは、オーストラリアの国内企業が先行きを予想してフルタイム就業者数を増やしているため、豪国内企業では企業収益の安定を見込んでいると予想されます。
(パートタイム→減少→フルタイム雇用者増加→企業が人件費を増加させる傾向→企業サイド→先行き安定すると予想→今後安定した雇用体型へ)

トレンド推移(グラフ青い線)でも低下傾向を示しつつある状況へと変化し始めていることがわかります。
グラフの青い線と赤い線を2012年・2013年と比較すると豪雇用状況はネガティブであるとを把握することができる一方で、現在の豪国内では、資源による貿易依存経済から個人消費や住宅市場など国内需要への強化が進み、資源を中心とした貿易収支に大きく依存した過去の経済成長からの転換が見られます。(豪貿易収支14ヶ月連続でマイナス収支)

この結果、豪雇用統計にポジティブな数値で反映された結果となりました。
豪国内の個人消費の増加や内需の増加には、豪準備銀行(RBA)による低金利政策が大きく影響し、個人消費を押し上げていると予想されます。
(政策金利→低金利→資金を借入れ易い→企業・家計→経済活動→促進→経済成長促進へ)



■評価
発表済み豪貿易収支、4月(-41.36億豪ドル)・5月(-27.51億豪ドル)と、豪貿易収支は過去2年間で最低水準を記録しましたが、今回発表された豪雇用統計から、豪経済では貿易産業や資源産業に関わる経済成長を考慮しつつ、豪国内産業(個人消費・住宅市場・海外からの移民受け入れ)への強化が現れたていますので、ややポジティブな評価となります。
(豪国内産業→成長→豪国内企業→成長→雇用増加→個人所得・個人消費→増加→雇用改善へ)
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